Interview
保育士 / 2005年入社
K先生
ほしぐみ
Q 行徳第二保育園に就職したきっかけは?
保育士の資格を取るために専門学校に行っていた時、就職課の先生に紹介してもらったことがきっかけです。30歳で資格を取得したこともあったのと、当時は男性の保育士の就職先がなかなかない状況で、そんな中で紹介してもらえたので「ぜひ受けさせてください」と言ってこちらに就職しました。
Q 就職した印象は?
ここはもともと市川市の公設の保育園だったものが民営化されました。その民営化1年目の職員として入ったので、事前の印象というもの自体がありませんでした。どんな園なんだろう、右も左も分からない、といった感じで(笑)。実際に就職してみると、立ち上げからしばらくはバタバタと大変でしたが、3年目あたりでようやく落ち着いたな、と感じたのを覚えています。そういう意味で、スタート当初と今では全然違う印象になっていますね。
Q 目指している保育士像は?
以前、セミナーを受けた時に感銘を受けたことがあって、それが、「子どもに笑うのではなく、子どもと一緒に笑って過ごせる保育士になれ」という内容のものでした。そのためには、一緒にいて楽しいというところももちろん大切ですし、一方で、危ないことをしたら厳しく伝えます。そういうメリハリを持った保育士になりたいと思っています。
Q 一番印象に残ったエピソードは?
東日本大震災の時ですね。市川市も結構な被害で、電車が止まるなど交通が完全に麻痺しました。パパやママもお迎えに来られない状態が続き、園では子どもを預かった状態でした。子どもたちの不安は計り知れないものがあったと思います。ですが、その中で子どもたちは僕らの話をしっかりと聞いてくれて、結果として大きな怪我や事故もなくお家の方にお渡しすることができました。職員同士のチームワークの強さと、子どもたちの成長を痛感した貴重な経験でした。